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製品・IT
アサヒリンク クラウド型RFIDシステム導入
2016年4月11日
アサヒ・リンク(菅原寛之社長、岐阜県安八郡)はこのほど、オカベマーキングシステム(住吉義勝社長、東京都新宿区)が提供する「物流管理システムにクラウドを活用したRFIDシステム」を導入し、イオンリテールの衣料品専門店「セルフ+サービス」の共同配送の受託作業での精度向上と生産性向上を実現したことを発表した。
今回アサヒ・リンクに導入したゲート式の入荷検品機器はトーヨーカネツソリューションズが設計・製造。棚卸し用のポータブル式リーダーはマスプロ電工の製品を採用。共にオカベマーキングシステムから納入された。各RFID機器の制御システムはオカベマーキングシステムが開発し納入した。
このシステムにより、商品の着荷時に、梱包状態のままRFIDによる入荷検品が可能になり、正確かつ迅速な入荷数量の把握が可能になった。
また、オカベマーキングシステムが提供するクラウド型入荷管理システムと、アサヒ・リンクが自社で開発した在庫管理システムがWeb上で連携。セルフ+サービスとアパレルメーカーに対し、アサヒ・リンクでの検品実績情報の共有が可能になった。
セルフ+サービスはアサヒ・リンクの入荷検品情報を活用し、商品企画時の計画数量と実納品数の誤差把握から適正な店舗配分を実施。余剰在庫の軽減を目指した取り組みを開始しているという。
次の段階として、セルフ+サービス各店舗での検品業務の合理化と店舗在庫数・倉庫在庫数の自動共有化をすることで、通販サイトでの正確な在庫状況の可視化を目指す。これにより、販売機会損失の解消と、EC販売とリアル店舗での販売を融合させた「オムニチャネル」への誘導に貢献していくとしている。
◎関連リンク→ 株式会社アサヒ・リンク関連記事
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