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製品・IT
アドバンスト・メディア 音声認識インカムサービスの実証実験
2017年2月22日
アドバンスト・メディア(東京都豊島区)はこのほど、音声認識インカムサービス「AmiVoice INCOM」と音声認識・音声対話専用のバッジ型ウェアラブルマイクデバイス「AmiVoice Front WT01」の実証実験を、工業用間接資材通信販売最大手であるMonotaRO(兵庫県尼崎市)の尼崎ディストリビューションセンターで実施したと発表。
同センターは地上4階建て、延べ床面積約4.4万平方m規模の物流拠点で、これまでセンター内の連絡手段として、特定小電力トランシーバー(インカム)を使用していたが、「フロアをまたいだ通信がつながりにくい」「雷やトラックなどの電波障害でつながらない」など、情報共有に課題を抱えていた。
昨年9月から約1か月、「AmiVoice INCOM」と「AmiVoice Front WT01」とスマートデバイスを連携使用した実証実験を実施。
「AmiVoice INCOM」は、インカム・トランシーバー・携帯電話・PHSなどの業務端末を1台のスマートデバイスに集約できるクラウド型の通話サービスで、IPネットワークに接続して音声通話を行うため、離れた場所でも音声の途切れや乱れがなく、「現場間の連絡漏れが軽減し、業務がスムーズになった」などの評価を得た。
今回の実証実験の結果をもとに、今春から茨城県の笠間ディストリビューションセンターで本格導入を開始する予定。
また、インカム利用に加え、今後1対1通話、グループ通話などでの利用も見込んでおり、さらなる業務改善と活用に取り組む。
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