ＧＲＯＵＮＤ（宮田啓友社長、東京都江東区）は１月２５日、ＧｒｅｙＯｒａｎｇｅ（グレイオレンジ）社との提携に基づいて販売とＳＩを行っている物流ロボット「Ｂｕｔｌｅｒ（バトラー）」の国内第１号プロジェクトとして、ニトリホールディングスと納入に関する正式契約を締結したと発表。
　ＧＲＯＵＮＤはニトリグループ物流会社のホームロジスティクスが運営する西日本通販発送センター（大阪府茨木市）へ、今秋までに約８０台の同ロボットを導入し、センター内の省人化と、物流業務のロボット化を推進していく。

　「Ｂｕｔｌｅｒ」は、床面を移動するロボットが可搬式の棚の下に潜り込み、作業者の元に棚ごと商品を届ける。専用の可搬式棚、ピッキングと棚入れを行うためのワークステーション、ロボットが自律的に充電を行うオートチャージャー、システム全体を制御するソフトウェアの５点で構成する。
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