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製品・IT
ウィット 既存デジタコが使える労務管理システムを販売
2017年6月23日
「ハイブリッド式クラウド型運行管理システム」の販売を手がけるウイット(橋爪利彰社長、大阪市淀川区)は、デジタルタコグラフのデータを活用した労務管理が行える「労務管理システム」の販売をしている。
同システムは、既存のデジタコを替えることなく使用できるのが最大の特徴。パソコンに専用ソフトをインストールするだけでデジタコの日報データを読み取り、簡単に労務管理が行える。設定や操作がスムーズに行えるようにシンプルな画面デザインで開発されている。
使用方法は、デジタコの日報データを読み取り、労務管理帳票ボタンをクリックするだけ。管理状況表や労務状況チェックリスト、年間集計表、拘束時間管理表が出せる。労働時間を超過すると黄色、橙色、赤色と3種類の色分けで警告を表示。
管理帳票は、日時と登録しているグループ別に項目をクリックすると、所属している人の名前が表示され、個人の労務時間の検索が簡単にできるほか、乗務員別出力項目では労働日数、所定労働時間、所定外労働時間、休日日数などが細かく表示され、見やすく帳票に出すことができる。
労務状況チェックリストは、所属部署や乗務員名、違反日や違反時間など違反した日時や個人名に加え所属名が表示され、労務改善に役立てられるデータの表示が可能なほか、各社の物流形態に合った労務管理設定も行える。橋爪社長は「労務帳票を出力するだけでは効果は出ないと思い開発した。表の中で簡単に見分けられるように色別で違反状況が確認できるので、仕事内容を見直し、改善につなげてほしい」と提案する。
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