製造・販売を手がけるドラレコが警察車両や公用車に採用されているエフ・アール・シー（東京都町田市）は５月から、ＳＤカードスロットを２口搭載した新製品「ＮＸ―ＤＲ２０１」を発売。営業部長の佐藤歩氏は、「２００万画素の高解像度で常時撮影すると、以前は１運行の間にメモリ不足になることも多かったが、ダブルスロットによって最大１０時間の撮影が可能となった」と語る。
　内蔵のバックアップ電源はスーパーキャパシターを採用。「リチウム電池より充電時間が短く、熱が発生しないため膨張せず、耐久性に優れている」と説明する。また、画像補正機能のＷＤＲも搭載しており、明るさの落差が大きいトンネルの出入り口付近でも、白飛びや黒飛びが軽減されるという。

　トラック専用のバックカメラシステム「ＲＶ―５００ＣＳ」は、全ト協助成対象商品として認定されており、１万円の助成金がある。価格は３万円（税別）。同氏は、「１年保証付きで、アフターサービスも丁寧に行っている」と胸を張る。「トラックによる巻き込みなど、痛ましい事故が起こっている。安全装置を活用して、事故を未然に防ぐ手立てにしていただければ」と熱いまなざしで語る。
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