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製品・IT
PAL AIテクノロジー活用で物流予測とスタッフシフト自動生成
2017年8月4日
PAL(大阪市西区)は、AIテクノロジーを活用した物量予測とスタッフシフトの自動生成システム「AI CROSTA」の提供を開始する。
同社によると、現在、物流センターにおける物量予想は、見込みと実体が大きく乖離することが当然のこととして運営されており、日々変化する物量対応のため、センター長は急な人員調整や募集対応に悩まされ、計画・運営にも属人的な要素が多く、計画的なセンター運営を営むためには大きな課題があるという。
同社はAIテクノロジーを活用することで、日々変動していく物量予測を高い精度で算出し、そして、その予測物量に合致した最適なスタッフシフトを自動生成するソリューションを開発。同社が運営するセンターで実証を重ね、高い効果が示されたこともあり、自社での活用にとどまらず、製造・物流センターの運営に関わる法人に
「AI CROSTA」の提供を始める。
「AI CROSTA」は過去の物量実績データや、センターの物量に影響を及ぼす外部要素、荷主のマーケティング情報などを取り込むことで、精度の高い物量予測を算出。それにより、センター長は月・週単位の物量予測の作成、並びに、スタッフシフトの組み立て・工数管理や予算管理業務などを軽減することができ、働く人も安心して計画的に勤務できる環境を提供することが可能となる。
システム開発は、AIソリューション開発に取り組むエーアイ・トウキョウ・ラボ(東京都千代田区)と、北海道大学大学院の川村秀憲教授との産学連携での取り組みとなる。
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