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製品・IT
SOMPOリスケアマネジメント 健康支援へ「リラクシード」提供
2017年9月7日
SOMPOリスケアマネジメント(東京都千代田区)は、ストレスチェック制度に対応したサービス「LLax seed(リラクシード)」を提供している。同社は「健康経営推進支援サービス」を包括的に提案しており、経産省の「健康経営優良法人 ホワイト500」にも認定されている。
同サービスのフローは、まず「実施前サポート」で、事業者の衛生委員会に同社の担当者が赴き、実施要項や規定雛形ツールの提供などを行う。運用の準備が整った後、57問のストレスチェック「職業性ストレス簡易調査票」を実施する。
高ストレス者には、医師による面接が行われるが、ストレスチェックに産業医が関われない事業者の場合は、同社の全国医師ネットワークを利用した「医師面接サービス」で、クリニックの紹介が可能。同社の保健師が実施者となる「実施者サービス」も行っている。
個人結果を原則10人以上の部署ごとにレポートを出し、フィードバックする「集団分析」は、エリアや役職などに分けた分析もでき、職場内のストレス高低差が可視化できる。ヘルスケア事業本部の宮本脩氏(写真右)は、「主に人事担当者にフィードバックし、各種研修などを提案する」と説明する。
その他にも、追加分析や相談窓口の設置など、事業者の要望に合わせた対応が可能。「費用は1人1000円から。ストレスチェック自体はWeb版もしくはマークシート方式のいずれかが選択でき、Web版の方が多少安価になる」という。
期間については、事業者の要望によって異なり、「最初の基盤作りで、3か月以上かかることもある」が、「運用データが確立されれば、次回以降は3週間から1か月で準備できる」と同氏は語る。
「物流業界では、荷下ろしや集配など、肉体労働を日々行っているドライバーのストレスが高い傾向にある」と指摘するのは、同事業本部の丸山哲史氏(同左)。「ドライバー同士の業務連携や管理職のフォローが解決の鍵になるのでは」と話す。
「人材が足りない」「物量が多い」など、尽きない悩みを抱える物流業界を「ストレスマネジメントの観点から健康経営をサポートしていく」と語る両氏。宮本氏は、「前年度と比較した追跡調査など、短期的ではなく、長いスパンで改善策を提案していきたい」と意気込む。丸山氏は、「生産性を高め、働きやすい職場環境作りを、ワンストップでおまかせいただきたい」と熱く語った。
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