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物流ニュース
静ト協 健康経営認定を取得、生活バランスを重視
2025年5月21日
【静岡】静ト協(佐野寛会長、タカキュー)はこのほど、健康経営優良法人認定を取得。全国のトラック協会では山梨、山形、福島と合わせて4県が認定された。
静ト協ではかねてワークライフバランスを重視した健康啓発や関連の取り組みを行っていたが、さらなる意識向上をはかる目的で同制度への取り組みを実施。具体的には各階移動時の階段使用の推奨や座ったままで取り組めるストレッチにストレスチェックなどで、階段推奨に関してはエレベーターのボタン脇にそれを促すポスターが貼られる。
また同ト協では職員らの実態を把握しようとウェルビーイング調査を導入。ウェルビーイング調査は個人や組織の幸福度や健康状態を多面的に測定するもので、仕事だけでなく身体的・精神的な健康、社会的つながり、経済的安定、職場環境、ライフスタイルなど幅広い要素を総合的に評価する。調査を経てはおおむね良好な結果を示したが、「運動習慣」の項目が他に比べて顕著に「要改善」の傾向が強かったため、今後の重点課題とした。
トラック協会が健康経営認定を取得する意義について、関係者は「PR効果だけでなく、認定取得を検討している会員事業者への情報提供も可能。健康経営の推進は運送事業者にとって安全品質や採用活動に寄与するもの」とコメント。
また同協会の筒井浩専務理事は「職員の健康は、より良い会員サービスにつながる」として今後の継続に前向きな姿勢を示している。
◎関連リンク→ 一般社団法人静岡県トラック協会
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