フジワーク（大阪市北区）は、ウェアラブルターミナルの「ＷＩＴーＳＥＲＩＥＳ」を展示。ピッキングや出荷担当者の「小さく軽く、両手を使える端末がほしい」という声から生まれた同製品は、手首にターミナルを装着でき、ハンズフリーでの作業が可能になる。
　同製品について、「ハンディターミナルを超える効率化と安全性を実現した」と語るのは、大阪システム営業課リーダーの宮本慎一氏。「手首にしっかりと固定するため、落下や置き忘れの心配がない。重さも８９gと軽量で、疲れにくい」と笑顔を見せる。
　また、「本体カバーの肌に直接触れる部分は交換可能で、女性にも好評いただいている」と話す。指に装着するフィンガーアンテナ・スイッチもオプションで用意。「より直感的に操作できる」とし、「ラバー仕様のため、万一引っかかってしまっても安全」と語る。

　同製品の特徴を「通信方式を無線とＷｉーＦｉから選べる」点を挙げる同氏。「無線は距離を延ばし、複数台で使える。一方、ＷｉーＦｉはタブレットなどの機器と連携できる」と、様々な利用シーンに合わせて提案する。
　「昨年から本格的に販売を開始したが、引き合いも多く、関心の高さを実感している」と笑みをこぼす宮本氏。「すでに利用しているユーザーからも、好評の声をいただいている。今後も、ユーザーの立場に立って、必要とされる製品を提案していきたい」と語った。
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