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    ワブコジャパン 省燃費エアロパーツ「気流改善で燃費向上」

    2018年3月20日

     
     
     

    世界各地でトラックやトレーラ用製品を提供しているWABCO。その歴史は古く、1869年に北米でエア・ブレーキ部品会社として産声をあげた。日本法人であるワブコジャパン(東京都品川区)は、1988年に設立。同社は、欧米で販売するトレーラ用省燃費エアロパーツ「OptiFlow SideWings (オプティ・フロー・サイドウイング)」の日本での展開を始めている。

    同製品は、「側面用整流板」と呼ばれ、トレーラの走行中に気流をコントロールし、燃費を向上させるというもの。同社TRAMO営業部の野崎一哉氏(写真左)は、「当社が独自に開発した翼形状の整流板が、車両周辺の気流を改善する」と胸を張る。

    開発のきっかけは、「高速走行時に燃費が悪化する」という声を受けたことから。「走行速度などで異なるが、35%から55%ほどの燃料を空気抵抗で損失していると言われる」。そこで、「航空機の構造設計を応用し、空気抵抗を減らした上で、前に進む力に変換する製品を作り上げた」と説明する。

    その言葉通り、同製品の欧州での実験では、「時速85キロで走行した場合、100キロあたり約1.5Lの燃費を削減した。CO2の排出量は、トレーラ1台につき、年間約3.8トンも減らせた」

    トレーラのシャシー下部に設置する同製品の素材は、光沢処理されたABSパネル。一式の重さは約200kgだが、「重量を上回る効果を実感いただける」という。

    同部の山内直氏(同右)は、「当製品のメリットは省燃費やCO2削減だけにとどまらず、雨天時など路面が濡れた状態で走行する際の、トレーラからの水ハネ量の低減や車両下への巻き込み事故を防止する効果もある」と続ける。操作性についても、「クランクハンドルや燃料タンクの使用に支障はなく、ワンタッチで簡単に開閉できる」という。

    「省燃費やコストダウンを図るにも、すでにエンジンなどは改良が進み、それらに頼ることは限界に近づいている」と指摘する同氏。運送事業者からの問い合わせも多く、省燃費への関心の高さをうかがわせる。

    国内での販売計画については、「日本仕様に調整し、準備を進めていく」という山内氏。野崎氏は、「良い製品と自負している。燃費向上の一つのソリューションとして、検討していただけたら」と目を輝かせる。

    ◎関連リンク→ ワブコジャパン

     
     
     
     
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