中西金属工業（大阪市北区）では、小型で安全性が高くローコストのローリフトトラック「ＥＫシリーズ」を販売している。

同製品は、国内市場の価格に対応するためコストを抑えて販売をしている。性能は、ハンドルについているレバーを回すことで前後の移動が可能になっており、無段階変則のため、操作する人の歩くスピードに合わせて製品を動かすことが可能。速度も人が歩く程度の時速４キロから４.５キロになっている。安全性を高めるためドラム式のブレーキを使用しているほか、電磁式オフブレーキを採用しており、人が捜査していないときはブレーキがかかり、操作するとはずれる仕組みになっている。

ハンドルのレバーを操作することで、荷物の上昇は電動油圧式、下降時は手動油圧式で下ろすことができる。

輸送機事業部営業統括部の若林孝雄主事は「フォークリフトでは運転者や免許が必要になるが、同製品があれば、狭いスペースでも、性別、年齢問わず誰でも使えるのが魅力」と話す。

また、バッテリーはリチウムイオン電池を使用しており、簡単に取り外せるほか、充電も短時間で行え、バッテリー残量計も搭載されており、一目で残量が分かる。

若林主事は「庫内にある重たいものを簡単に運べてランニングコストが安く、作業員の負担軽減が図れ、安全にモノを動かすことのできる製品」と語る。

◎関連リンク→　中西金属工業株式会社