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製品・IT
佐川グローバルロジ 「キャリロAD」自律移動モデルを本格導入
2019年4月25日
SGホールディングスグループで、国内ロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクスは、搬送業務の自動化による庫内作業の効率化・省人化を目指して、ZMP社製の台車型自動搬送機「CarriRo(キャリロ)AD」の自律移動モデルを1月から東関東支店柏SRCに導入した。
「キャリロAD」は、150kgまでの荷物を自動搬送することができ、ランドマークと呼ばれる床面表示を読み込むことで方向を認識し、正確な自動搬送を可能とする。ランドマークにあらかじめ走行ルートをパターンとして設定し、タブレットで遠隔操作することで、走行ルートを、その都度変更することもできる。
本来は、作業者が一緒に数台の荷物を運ぶための補助として使用されることが多いキャリロだが、柏SRCでは「より多くの荷物を搬送できる」ようキャリロADに荷物を積むのではなく、荷物を積んだ複数のカーゴとキャリロADを連結し、無人で自動搬送する形での検証を昨年12月から行ってきた。
検証の結果、入荷検品から棚入れまで、倉庫内移動の搬送時間を1日あたり約3時間(約4km)削減することができ、大幅な効率化・省人化につながることを確認した。本格導入することとなった。
◎関連リンク→ 佐川グローバルロジスティクス株式会社
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