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    商船三井フェリー・東京牛乳運輸 『海陸一体ネットワークシステム』を開発

    2004年6月30日

     
     
     

     
    商船三井フェリー・東京牛乳運輸
    『海陸一体ネットワークシステム』を開発
     商船三井フェリーは30日、NTTドコモの衛星パケット通信(ワイドスター)を利用することで、長距離フェリーを使用した海上輸送中でもトレーラーの状態をリアルタイムに把握できる『海陸一体ネットワークシステム』を開発したと発表。
      東京牛乳運輸がふそうエンジニアリングの車両運行管理システム「FTSS」を活用し、自社開発したトレーラー運行管理システム「TーTOCS」をさらに発展させ、開発したもの。
     商船三井フェリーでは、フェリー「さんふらわあ つくば」「さんふらわあ みと」の二隻にワイドスターを設置し、トレーラーを搭載するデッキで無線LANを使用できる環境を構築。乗船するトレーラー側は、「FTSS」に加え、ドコモ・センツウの車両運行支援システム「デジタルラポ」を搭載することで、DoPaと無線LANを介したワイドスターとを切り替える機能を実現した。
     陸上輸送中はDoPa網を経由し、海上輸送中はワイドスターの衛星パケット網を経由することで、リアルタイムなトレーラーの運行管理が可能となる。

     
     
     
     
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