楽天は１２日、１７日から三井倉庫と提携し、「楽天市場」の出店者を対象に、日本郵政公社が提供する「ゆうパック」サービスをスタートすると発表。
　 今回の特別プログラムの導入で、同市場への出店者は「ゆうパック」の大口向け割引料金の利用が可能となる。この料金体系は、郵政公社と提携関係にある三井倉庫により、拡大し続ける「楽天市場」全体の荷扱い量を考慮して特別に設定されたもので、「楽天市場」出店者であれば誰でも申し込みが可能。
　また、三井倉庫が提供するＷＥＢを活用した「Ｃ−ＬＩＮＫシステム」のサービス提供も同時に行い、出店者の配送にかかる業務負担を大幅に軽減する。
　 同システムは、受注・在庫・配送完了などの各種情報をフィードバックし、ゆうパック伝票の印刷や代引決済を出店者に代わり代行する専用ＷＥＢシステム。「楽天市場」では、１回の発送件数が数千件になる受注の多い店舗もあるが、同システムを利用することで、出店者は「ゆうパック」送付状の作成や配送完了ステータスの確認、代引入金管理もＷＥＢ上から簡単に行えるようになる。
　 さらに、今後、出店者が配送リストを一括登録できるシステムの連携も予定しているという。