三菱ふそうトラック･バスは７日、ダイムラー･クライスラーグループの米国トラックメーカーであるスターリング社と、小型トラック「キャンター」を供給することで合意したと発表。三菱ふそうは０６年春から、川崎工場（川崎市中原区）で生産するキャンターに一部変更を施し、スターリング社に供給を開始、スターリング社は自社ブランドで同社販売網を通じて販売する。
　スターリング社は９７年に創立された米国の大型・中型トラックを中心とした商用車メーカー。三菱ふそうの北米事業は、８５年に現地販売会社のＭＦＴＡ（ミツビシ・フソウ・トラック・オブ・アメリカ・インク）を設立、米国、カナダに約１７０の販売拠点を展開しており、トラックをこれまでに８万台以上輸出している。なお、０４年の販売実績は５２９８台。