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製品・IT
いすゞ自動車 大型『ギガトラクタ』を改良
2005年7月14日
いすゞ自動車は大型の『ギガトラクタ』に改良を施し、14日から全国一斉に発売を開始した。
同社では、連結車特有の異常挙動(ジャックナイフ現象や横転など)を抑制し、走行時の車両安定性を向上する電子式車両姿勢制御システム「IESC(ISUZU Electronic Stability Control)」を開発、日本で初めて4×2セミトラクタに標準装備した。
同システムは、従来から設定されているEBS(電子制御式ブレーキシステム)を進化させたもの。各種センサーがブレーキの踏み込み量やドライバーのハンドル操舵量、トラクタの横G、トラクタの回転角加速度(ヨーレイト)などをモニターし、不安定な車両状態と判断した場合に作動。ドライバーへ警報すると共に、エンジン出力、トラクタ側各輪独立ブレーキ、トレーラブレーキを自動で電子制御し、車両姿勢を安定化させる。
また、今回の改良では、全車にPMキャタコンバータ(酸化触媒)を装着、新短期排ガス規制に適合させた。さらに、4×2セミトラクタに、いすゞ独自の機械式A/T「スムーサーG(12段)」を新規展開。加速度と車両重量を検知し、運行状況に合わせて自在に最適な段へ変速するインテリジェント「ECONモード」を搭載した。
東京地区希望小売価格は、「PJ—EXD52D6」が15,520,050円。 -
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