顧客満足度の測定を行う国際的な調査機関で知られるＪ・Ｄ・パワー・アジア・パシフィックは９月１日から、営業ナンバーの大型トラックを保有する全国３万５０００社の運送事業者への調査書の発送を開始する。
　今年度の調査対象は昨年に引き続き、緑ナンバーの大型トラックユーザー。各メーカーの商品・サービスに加え、ディーラーの営業時の対応やアフターサービスに対する満足度を測定・調査する。
　調査の対象者は、購入決定権を有する人、または購入決定に携わる人。調査結果は１１月下旬に公表する予定としている。
　昨年度の調査では、ユーザーの全保有期間でのそれぞれの満足度について回答を求めていたが、今年度は、過去１年間の大型トラックの保有経験での調査となっている。直近の顧客の声をメーカーにフィードバックし、商品やサービスの改善に役立てやすくするのがねらい。
　また、ユーザーの評価対象も、メーカーとメーカー系列ディーラーに加え、車両購入やアフターサービスでの経験も調査するため、業販店と民間整備業者へ拡大している。
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