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    SAPジャパン 『マスタデータマネジメント』がヨドバシカメラで本格稼動

    2006年9月15日

     
     
     

     SAPジャパンは、業務プロセスの実行や情報統合に不可欠なマスタデータを統合する『SAP NetWeaver MDM(Master Data Management/マスタデータマネジメント)』プロジェクトがヨドバシカメラで本格稼動したと発表。
     業務プロセス実行上や管理上の問題を解決するマスタデータの統合は、あらゆる業種で重要な課題となっている。例えば、仕入先マスタや製品マスタについて、住所・名称属性でマッチングを行ないレコードの同一性や重複を認識して管理すれば、マスタの不整合に起因する業務エラーを回避することができる。
     MDMはこれらの課題を解決するため、複数のアプリケーションが混在するシステム環境下で動作しながら、重複して保管されがちなマスタデータの統合・集約を行い、データの冗長性や不整合を防ぐというもの。
     ヨドバシカメラでは、幅広い製品情報の体系化と販売促進を支援するためのプロジェクトの一環としてMDMを導入。同社が管理する膨大な製品や顧客情報の管理は、実際の店舗からインターネット上の店舗まで多岐に渡るが、今回のプロジェクトでは、各店舗に設置された「KIOSK」端末上で、特定商品を検索する際のエンジンとしてMDMを活用。ヨドバシカメラでは、導入済みの『mySAP ERP』との親和性や柔軟に検索条件が設定できることに加え、検索スピードの速さを考慮し、システム基盤となる『SAP NetWeaver』プラットフォームの一機能のMDMを採用した。
     同プロジェクトは機能評価期間を含め十二か月での稼動を実現。各店舗での顧客へのサービスを拡充するツールと位置付けられているという。
    ◎関連リンク→SAPジャパン

     
     
     
     
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