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    クラリオン 価格・品質に強みのバックカメラシステム

    2007年4月10日

     
     
     

     交通安全への意識が日に日に高まっているなか、クラリオン(東京都文京区)が「5.6型LCDカラーモニター」を3万円台という低価格で発売したという知らせは、バックカメラシステムの導入を検討する事業者にとって朗報。同製品について、同社特機営業部の桑田英季課長(写真)は「価格はもちろん、品質と信頼性の高さが強み」と話す。


     同課長によると、「従来、車載モニターは、4.5型の白黒タイプが主流だった」が、「RoHS指令などの環境規制で、ブラウン管の生産が終了してきている」ため、その代替としてLCDのカラーモニターに注力を始めたという。「市場に受け入れられるには、白黒タイプに遜色のない価格設定にする必要があった」ことから、技術的な努力を重ね、3万5000円(税別)という低価格を実現した。
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     同課長は同製品について、「電源ボックスも内蔵し、車への取り付けも容易」とアピール。専用キットを使えば、ルームミラー位置に取り付けることもできる。「ダッシュボード上に置くと視界を妨げるが、ルームミラー位置に取り付ければ視界が保たれる」。カメラには、高耐用性を誇るトラック・バス向け「CC-2000A」を推奨。鏡像モデル・広角タイプの見やすい映像で、車体後方の危険察知を支援する。また、汎用モデルの小型CCDカメラ「CC-2011U」も発売するなど、「ニーズに合わせて提供する」としている。
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     基本的なシステム接続例としては、3万5000円のカラーモニターと、4万1800円の「CC-2000A」1台を専用ケーブル(1万円)でつないだ場合、計8万6800円。汎用モデルの「CC-2011U」(2万5000円)を用いた場合、専用ケーブルが7000円で、計6万7000円。
     価格面で優位性を持つ一方、価格だけで選ばないで欲しいという思いもある。「品質は約束できる。振動、温度・湿度、電波の影響などに関してテストを何度も繰り返し、業務用に耐えうる製品を作り上げている」と胸を張る。また、同社の最大の武器を「充実した国内販売網」とし、「日本全国に拠点を構え、トラブルがあった場合はすぐにサービスマンが駆けつけている」とアフタフォロー体制が充実していることを強調する。
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    取り付けイメージ
     詳細は同社HP、http://www.clarion.com/

     
     
     
     
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