日本輸送機（ニチユ）は6日、埼玉県にフォークリフトなどの展示場とフォークリフト技能講習を行う研修センターをオープンさせると発表。利用開始は5月7日の予定で、東日本地域での知名度アップと年間8000人の集客による拡販効果を見込む。

　名称は「オンサイト研修センター」で、北葛飾郡杉戸町にある約2500坪の配送センターをリニューアル。展示場では、主力商品のバッテリーフォークリフトをはじめ、各種物流システムの実際の動きや、ハンディターミナル、フォーク端末などを使用しての入出庫・在庫管理を行うロジスティクスナビゲーションシステムの体験ができる。また、物流セミナーや安全講習なども開催する。
　フォークリフト技能講習は、最大百人まで対応できるセミナールームで行う学科講習と、屋内2コース、屋外2コースの計4コースで1回当たり40人の実技講習が可能。ホームページで予約もできる。さらに、各種営業・サービス研修会など社員教育にも利用し、営業力・サービス力を強化させ顧客満足度向上を図るとしている。
　同センターの住所は、埼玉県北葛飾郡杉戸町大字本郷576。問い合わせは、電話075（956）8688番（マーケティング企画課）まで。