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    パイオニアナビコム カーナビ連動「セールスログプラス」

    2007年12月19日

     
     
     

     パイオニアナビコム(東京都目黒区)の「Sales Log+(セールスログプラス)」は、GPSを活用したシンプルな運行管理システムだ。同社VMシステム営業部の小勝章弘主事(写真)は、「主にセールスやメンテナンス、工事現場などに向かう車両に使われている」と説明する一方、「運送事業者への導入事例も複数ある」と、使い勝手の良さをアピールする。
     同システムは、ジャイロセンサーと加速度センサーを搭載したGPSセンサーを車両に設置し、データを記憶させるSDカードセンサーを接続。


     業務終了後、事務所でSDカードから走行データを読み込み、行き先や日時、停車・移動時間などのデータをもとに日報を作成する仕組み。方向や速度のデータと連動させることで、ドライバーの技術を分析するツールとして使うことも可能だ。同氏は、「デジタコの簡易版と思っていただければ」と話す。
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    小勝氏
     また、同氏は、最近の傾向として「カーナビとの連携を検討する事業者が増えている」と話す。SDカードに訪問先の情報を記憶させ、カーナビ上に経路を表示。「不慣れな道でも、安心して運転を行うことができる」とし、「運転の効率化にも役立つ」。タクシー業界での実績に加え、「食品配送やおしぼりの配達、介護など、配送先での『サービス』がメーン業務で、運転は付随的な位置づけにある業種での導入が進んでいる」。
     同氏は、「(緑ナンバーの)運送事業者では、まだあまりない」としながらも、「問い合わせは増えており、徐々に業界内の意識も変わってきていると感じる」と話す。
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    カーナビ連携での活用事例も増加している
     カーナビの導入は、「人材確保の面でも有効」と同氏。「タクシー業界でも、求人広告に『カーナビあり』のフレーズを入れると応募者数が増えると聞く」とし、トラックドライバーの求人でも「同様の効果があるかもしれない」と推察する。「営業の役割も求められるなど、ドライバーの在り方も変わってきている。『ドライバー向き』の人材の間口が広がっている」とした上で、「『運転』以外の強みを持つ人材に対して、『運転』の面を支援する」とカーナビ導入の役割を説明する。
     「セールスログプラス」は、ソフトウェアが50万円。日報作成をメーンにした場合は車載GPSセンサーが10万円、カーナビを利用する場合は25万円。
    ◎関連リンク→ パイオニアナビコム株式会社

     
     
     
     
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