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    ブリヂストン埼玉販売 公開燃費テストを実施

    2008年5月9日

     
     
     

     ブリヂストンタイヤ埼玉販売は4月16日、エコピア「M891─II」の公開燃費テストを開催。運送事業者やバス会社など32社・約40人のユーザーが参加し、省燃費タイヤと汎用タイヤとの燃費改善効果を比較した。
     テスト方法は車両と乗務員を固定し、東北自動車道の浦和─加須IC間(20km)を時速80kmで往復走行し、途中4区間の燃料消費量を計測。


     比較したのは、(1)汎用品「M890」(全軸装着)、(2)省燃費タイヤのエコピア「M891─II」(6本装着)とリトレッドタイヤ「M891─II」(4本装着)。テスト車両は県内で運送業を営む熊谷産業所有の大型トラックに12.5t分の紙ロールを積載したものを使用。ドライバー歴30年の篠崎英明氏(同社)が運転した。
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    32社・約40人のユーザーが参加
     テスト結果は往路・復路合わせ走行距離40kmで、(1)の汎用品「M890」の燃料消費量は8170cc、燃費は1Lあたり4.90kmに対して、(2)の省燃費タイヤとリトレッドタイヤの両タイプを装着した場合は、燃料消費量は7299cc、燃費は同5.48kmだった。各区間の燃料消費量の差は、平均109cc、全体で12%の燃費改善効果を実証した。
     結果を踏まえ、同社生産財販売部の大塚清嗣課長は、「顧客のコスト削減に大きく貢献する」とし、「(軽油1L110円の条件下で)1年に10万km走行した場合、1台で約24万円分の燃料を削減できる」とアピール。
     運転した篠崎氏は、「走り出した瞬間に違いがわかる。レーンチェンジした時も抵抗が少なく、軽い」と評価した。
     同テスト参加事業者のうち、省燃費タイヤを導入している企業は約半数。すでに一部車両に導入しているというアサヒオートサービスの橋本政治業務部長は、「改めてタイヤの省燃費効果を知った。目からウロコという感じ。環境性もアピールできる」と省燃費タイヤを高く評価する。
     続けて、「経費削減と安全運行へのご提案」をテーマにブリヂストン関東支店の永石多賀弘関東技術サービス課長が講演し、「適正な空気圧でない場合、安全はもちろん、摩耗や燃費にも影響する」と説明。確実なタイヤ空気圧の点検・整備を促した。

     
     
     
     
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