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    「シングルかツーデフか」燃費向上と安全、頭悩ます事業者

    2008年11月20日

     
     
     

     燃料価格高騰でトラック、トレーラも燃費の良いものが求められている。また鋼材輸送では規制緩和によりバラ緩和が認められ、総重量36tまでならシングルヘッドによるトレーラでも輸送が可能となった。このため、鋼材や雑貨輸送ではシングルヘッドに三軸シャシーというケースが主流になってきている。
     シングルトレーラヘッドの燃費は、最新のトレーラでリッター2km以上伸びることから、燃費が同1km程度のツーデフ(三軸)ヘッドの需要が減少。しかし、燃料価格が高騰している中でもツーデフヘッドトレーラを使用する鋼材輸送業者も多い。


     大阪府堺市で30年以上、鋼材輸送に携わる運送会社は現在もツーデフトレーラヘッドに三軸シャシーを使って事業を展開している。
     同社社長は、「利益向上を考えれば、シングルヘッドはツーデフに比べて倍以上燃費がいいから、導入する方が利益も大きく変わる。しかし、安全面を考えれば、ツーデフの方が優れており、コーナーや四つ角を曲がる場合に横転することも少ない。当社はコイルなどの単体であっても、重量のある製品輸送が多いため、輸送の安全性を考慮してツーデフを使用している」と説明する。
     また、逆にツーデフからシングルに変更した鋼材・雑貨輸送業者は「安全面ではツーデフが良いことは百も承知だが、燃費を考えると長距離運行は採算が合わない。ただ、大型のコイルなどを輸送する場合は輸送の安全面を考慮してツーデフを使用している。行政のように現場を知らないところは、シングルヘッドでの輸送の危険性など理解できていない」という。
     海コン輸送でもシャシーを三軸にすることで安定性は増すといわれており、トレーラヘッドがツーデフであれば安定性は当然のこと。安全性を求めればコスト増、経済面を考えればシングルヘッドと、事業者には頭の痛い問題だ。(佐藤弘行)

     
     
     
     
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