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物流ニュース
東洋紡績と帝人ファイバー 共同配送を開始
2008年11月25日
東洋紡績と帝人ファイバーはこのほど、両社の山口県岩国市にあるそれぞれの事業所から大阪方面への共同輸送を開始したと発表した。
両社は、環境に配慮した物流活動の取り組みの一環として、08年度からCO2削減を目標に共同輸送を検討していた。
両社の拠点が5km圏内と近い岩国地区が出荷元候補として取り上げられたことから、両社の出荷先を検証。その結果、大阪方面への製品をトラックで共同輸送することで、CO2排出量の削減が可能となり、それに伴う物流コストアップが発生しない見込みが立ったため、今回の取り組みが実現した。
両社によると「積載の相性がいい東洋紡の製品(容積対比重量が軽い)と帝人ファイバーの製品(重い)を岩国でまとめて積載することで、岩国から大阪へのトラック幹線輸送の台数を削減する。この共同配送で、CO2排出量を40%削減できると見込んでいる」という。岩国地区からの輸送は従来、東洋紡ロジスティクスと帝人物流が担っていたが、東洋紡ロジスティクスに一本化された。 -
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