-
物流ニュース
恵武急便 BCPの一環でバッテリー可搬式計量機を導入
2020年4月13日
恵武急便(山田有恒社長、岐阜県恵那市)ではこのほど、BCP(事業継続計画)の一環として、災害などにおける緊急時の給油に対応するためのバッテリー可搬式計量機を導入した。
地理的にも統計学的にも、近い将来における巨大地震の発生による甚大な被害が予測されているこの地域の物流企業において、BCPの推進は今や大きなテーマのひとつ。「トラックは油がないと何もできない」と、東日本の震災時に痛感したという山田社長は、従来から設置していたインタンクに加えて、非常時における電力消失時にもフレキシブルに対応可能な今回の拡充で、さらにその姿勢を強めた。
また、山田社長は昨年、幾度となく列島を襲って各地に大きな爪痕を残していった大型台風にも言及して、「千葉に上陸したようなクラスの台風が、今後も頻繁に発生する」との想定を前提とした決断でもあったと明言。同社に加わった「万が一を見越した」プラスアルファの新たな備えは、物流が担っている社会的な役割や責任の重さを日頃から意識している、恵武急便らしい取り組みと言えるだろう。
◎関連リンク→ 恵武急便有限会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ