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物流ニュース
山中商会 ジャパンオートパーツ24に社名変更、企業イメージを一層明確に
2020年4月28日
昭和41年創業で自動車・トラックの部品販売を行う山中商会(山中眞吾社長、京都市伏見区)は、4月1日から新社名「ジャパン オートパーツ24(呼称:ジェイアップ24)」で新たなスタートを切る。業務拡張を機に、企業イメージを一層明確にすることが目的。長年慣れ親しんだ社名を、このタイミングで変更する理由は何なのか。新社名に込めた思いなどを山中社長に聞いた。
社名変更のきっかけは、社員の採用活動だったと話す山中社長。「『山中商会』という社名を見た際に、学生の方などが何を事業としている会社か想像できないという問題があった。新社名については、事業内容と我々の思いがすぐに伝わる名前を選びたかった」。新社名は社員からの公募という形で決定。投票で上位3位の中から決まった「ジャパン オートパーツ24」には、「日本の物流を止めない」というスローガンと、24時間365日の部品取り扱いを表す「24」が含まれる。
「日本のロジスティクスサポーターの一員として、自動車及びその架装部品供給の分野でお役に立てればと考えている」と明かす山中社長。同社の代名詞となっている24時間稼働は、顧客ニーズから生まれた。「現在の物流を考えると 24時間対応は自然な流れだった。欲しい部品が欲しい時にすぐあることは、大きな強み。すぐに修理ができれば予備車を抱えずに済み、お客様の効率経営にもつながる。在庫を抱えることを嫌がる同業他社が多い中、我が社独自の武器となっている」。
昨年、九州支店を開設し、拠点が6営業所となった。「ジャパンを冠した社名にふさわしい事業展開ができればと考えている。社名を1日のうちに何回も口にしていくことで、社員にも社名への思いが浸透し、さらに仕事に邁進してもらえれば」と話す。
業界内で既に浸透している山中商会の名前を変えることに、不安はなかったという。山中社長は「これまでの歴史と会社の未来を天秤にかけた時、今後の成長を願う気持ちの方が圧倒的に強かった。会社は生き物のように、会社の理念に沿って成長していくのが理想。社名は企業やサービスが認知される上で最も多く使われる媒体の1つであるので、社名変更に迷いはなかった」と振り返る。
物流は日本の国力であり、インフラとして欠かせない産業であることを痛感しているからこそ、ただ部品を売るのではなく物流を支えるサービスを供給したいという思いが強い山中社長。「『日本の物流を止めない』という思いを共有できる取引先の方や社員と共に、今後も成長していくことができれば」と話した。
◎関連リンク→ 株式会社ジャパンオートパーツ24
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