日野自動車は、子会社のＮＥＸＴ　Ｌｏｇｉｓｔｉｃｓ　Ｊａｐａｎ（東京都新宿区、以下ＮＬＪ）にニチレイロジグループ本社（同中央区）、日本梱包運輸倉庫（同）、三菱ＵＦＪリース（同千代田区）が新たに参画したと発表。

ＮＬＪは、ドライバー不足や積載率の低下といった物流の課題解決を目的に、効率的に荷を運ぶソリューションづくりを目指すため、昨年１２月に事業を開始。

同社は「今回、新たにパートナーに加わる各社が持つそれぞれの知見や技術により、積載率や輸送効率の向上に加え、将来的な幹線輸送の物流拠点（クロスドック）拡張に向けた枠組み作りを進めていく」としている。

同社は具体例として、「日本梱包運輸倉庫が多数保有するダブル連結トラックに関するノウハウの活用」を提示。

「例えば、前後の荷室毎に温度設定を変えることで、従来は対応していなかった常温と低温の荷物の同時輸送を実現する。また、後側の荷室を、クロスドックで別の連結トラックと交換するスキームにより、効率的で柔軟な輸送が可能」としている。

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