運輸デジタルビジネス協議会（ＴＤＢＣ）は、新型コロナウィルスの影響で延期していた「ＴＤＢＣ　Ｆｏｒｕｍ２０２０」を、６月１９日にオンラインで開催する。

運輸事業者とサポート企業のワーキンググループ（ＷＧ）が、１年間の活動と成果を報告する同イベント。今年の発表テーマは、「あらゆるデバイスに対応するＡＰＩベースの位置情報管理プラットフォーム実現」、「準天頂衛星みちびき位置測位技術の物流現場への適用」、「運輸業界共通プラットフォームの構築」など。

特別プログラムとして、新型コロナウィルス対策支援の解説も行われる。

同協議会は、運送事業者とメーカー、システム会社など多様な業種のサポート企業が連携し、「デジタルテクノロジーを利用することで運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、業界・社会に貢献する」ことを目的として活動。毎年持ち寄ったテーマごとに、１社では解決が難しい課題に対して、複数の企業や業界を横断したグループメンバーで議論を展開。

様々な技術や解決策の検討、実証実験などを通して、 実効性のある成果を上げるオープンイノベーション活動を推進している。

同協議会代表理事の小島薫氏は、「コロナ禍で深刻な影響を受ける運輸事業者を支援するプログラムや、各事業者とサポート企業がＷＧとして課題に取り組んだ実証実験の結果などが発表される。是非その目で確かめてほしい」としている。

開催時間は午後１時から同５時１５分。

参加費用は無料（事前登録制）。

申し込みは同協議会ＨＰ。

◎関連リンク→　一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会