楽天は６月１５日、運営する総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」において、千葉県習志野市の物流センター「Rakuten Fulfillment Center Narashino」の稼働を開始したと発表。

　「楽天スーパーロジスティクス」は、「楽天市場」出店店舗の商品の保管から出荷までを同社が一括して担う総合物流サービスで、同社はこれまでも千葉県市川市、流山市、兵庫県川西市、尼崎市、大阪府枚方市に物流センターを設け、入荷から配送まで高品質な物流サービスを提供することで、安定したＥＣ店舗運営に寄与してきた。これらの既存の物流センターにおける稼働率が順調に上がり、今年中頃には満床となることから、今回新たに物流センターの稼働を開始することで同サービスの処理能力向上を図る。

　賃借面積約１万８０００坪の新センターにおいては、これまで同社が培ってきたマテリアルハンドリングシステムの活用など倉庫内オペレーションのノウハウを生かし、倉庫運営のさらなる効率化・省人化に取り組む。また、「楽天市場」出店店舗の商品の保管と出荷拠点としてだけでなく、同社が運営する配送サービス「Rakuten EXPRESS」の仕分けや出荷拠点としても活用する予定。

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