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物流ニュース
LIXIL 再配達削減の実証プロジェクト結果発表
2020年7月28日
LIXILが昨年2月から今年3月末まで行った「IoT宅配ボックスによる再配達削減『CO2削減×ストレスフリー』実証プロジェクト」の最終結果が発表された。
この取り組みでは、LIXILが販売するIoT宅配ボックスを東京都江東区・江戸川区の戸建て住宅約100世帯に無償で設置し、再配達の削減やCO2削減効果、ユーザーのストレス変化を検証するというもの。同区や佐川急便や日本郵便、クリーニング宅配サービスを行うアクティーズ(金野哲也社長、東京都江戸川区)の協力のもと行われた。
最終結果では、IoT宅配ボックスの設置により、再配達率が41.7%から14.9%に減少し、それにより宅配事業者の労働時間が約178時間削減、発生するCO2は約379kgの削減につながったという。
LIXILの担当者によると、IoT宅配ボックスは2017年の発売から昨年までに売り上げは8倍に伸びたという。その上で、「IoT宅配ボックスをより便利に快適に使っていただきたいと思い、プロジェクトを開始した」と趣旨を説明しており、今回無償で設置されたIoT宅配ボックスはそのまま提供されるという。
◎関連リンク→ 株式会社LIXIL
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