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物流ニュース
ロジレス コロナショックで見えてきたEC物流の未来
2020年8月26日
受注・在庫・出荷・倉庫管理の全てを効率化するオールインワン型自動出荷ツール「LOGILESS」の企画・開発・運営・販売を行っているロジレス(西川真央社長、東京都豊島区)では、コロナショックにより見えてきたEC物流の未来について、ますます複雑化していくと考えている。
これからのEC物流を考える上で、同社取締役の足立直之氏は「『自動化』『省力化』『分散化』の3つが重要なキーワードとなる」と語る。
「LOGILESS」は、受注管理システム(OMS)と倉庫管理システム(WMS)を一体型にした物流代行システムで、受注から出荷まで1つのシステムで完結したものとなっており、「受注業務と出荷業務の時間を短縮」「在庫調整が不要に」「自動化機能で複雑な処理にも対応」「シンプルなシステム画面で操作しやすい」「複数拠点を分割した出荷作業に対応」といった特徴を持っている。
EC物流の未来について足立氏は、「コロナによって物流は大きく変わった。おそらくECの物流で5年後、10年後に起こるであろうと思われていた課題が思っていたよりも早く顕在化した」と語る。
コロナの影響で起こった物流トピックスは大きく「1拠点に在庫を集中させるのがリスクになった」「ソーシャルディスタンスで物流業務の生産性が下がった」「置き配などの新しい配送形態が生まれた」の3つのキーワードに分けることができるという。
これらは全て人手不足に関連するもので、コロナで顕在化が早まったという。予想より早く来た課題に対して、「人が頑張ってやる前提を捨てる」「1つの場所にものを集めない」ということを意識し、自動化・省力化・分散化の3つを念頭に置いた物流のオペレーションを組む必要があると同氏は指摘する。
EC物流の未来について、足立氏は「これからEC物流は複雑化する」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社ロジレス
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