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    売上を確保するために地方に進出

    2009年4月16日

     
     
     

     昨秋からの景気の冷え込みにより物量は大幅に減少。都市部の運送事業者に長距離、出稼ぎの動きが見られる。大阪・泉州地域のクレーン作業やトレーラ輸送を行う運送事業者は東北方面でクレーン作業や荷物輸送を積極的に行い、仕事量確保に努めている。


     同社関係者によれば、「地方は競合相手が少なく新規道路工事など大型工事が都市部より盛んに行われているため、全国各地での仕事確保に重点を置いている」と話す。
     建設資材を輸送する事業者は、「これまで地方への輸送業務は傭車か、断るなどしていたが、現在は取扱事業者の協力を得ながら各地域への輸送を展開している。コスト増はわかっているが、やはり売り上げ増加が大切」として業務展開の理念には合わないものの、仕事の確保にはやむ得ないようだ。
     九州や東北などで取扱事業を行う運送事業者は「運送会社から『どこへでも輸送する。仕事があれば何でも言ってほしい』といわれるケースも多く、手当たり次第、仕事は確保して、話のあった運送会社に依頼することも多い。都市部での車両がダブついているため、全体的に仕事量は2、3割足りない状況。国がもっと公共工事など地方での工事を増やせば、都市部の事業者も多少なりとも売り上げが上がるのだが…」と語っている。(佐藤弘行記者)

     
     
     
     

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