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物流ニュース
コロナ禍「招かれざる客」 マフラー盗難で数十万円の損害
2020年10月1日
「コロナで大きな痛手を負っているこの時期に、本当に痛い」と声を絞り出したのは静岡県内で運送業を営む40代の経営者。
同社では先日、停車中の自社トラックがマフラーの盗難に遭い、数十万円の損害を被った。
現場となったのは同社の県内富士営業所で、発車させたドライバーが違和感を感じて確認したところ、マフラー部分がなくなっており事件が発覚。一報を受けた同氏は、思わず「やられた」と呟いた。
車両は平成29年式の大型車で、現場には他にも複数の車両が停車中だったことから、「程度の良いものを物色した上での犯行だったのではないか。手慣れた者の仕業だろう」と同氏は分析。カメラや照明でセキュリティには気を使っていたが、当該車両はカメラから死角となる敷地内奥に停車されており、防犯におけるさらなる対策強化を痛感したという。
また同氏は「こうした盗難は他人事ではないことがよく分かった」とも語り、一方で「一般紙では模倣犯を出す恐れがあるため、業界紙を通した発信に意味がある」との考えにも言及。コロナへの対応で疲弊するさなかでの思わぬ「招かれざる客」の訪問に憤りを見せるとともに、同業他社に向けては自社のケースから教訓を汲み取ってほしいと訴えており、今後における「不況下での治安悪化」を見越した動きの必要性を指摘している。
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うちも4トンユニックやられました。支払い終わったばっかりのを。これから稼いでもらう予定だったのに。悔しくて悔しくて。防犯カメラに映ってたけど、2分かかっていなかった。完全にプロだと思う。
デジタコとかGPS付けててもすぐに切られる。盗られない仕組みにメーカーがしてほしい