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    営業倉庫に眠る在庫を効率処分 千賀屋

    2009年4月30日

     
     
     

     営業倉庫にとって収益をいかに上げるかは、保管回転を効率良く行うことがカギといえる。問題は倉庫の片隅に眠る長期在庫品やB級品、事故・破損品などだ。大阪市浪速区の千賀屋(千賀晋次社長)は、ネットワークを生かした多くの販売ルートで、様々な商品の買い取りとスピーディーな査定の機動力を武器に事業を展開している。


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    千賀社長
     千賀社長は「保管料金を考えると傷口を広げる前に処分するのが早期解決のカギ。商品価値があるかなど、分からないことがあれば、一度相談してほしい」と語る。
     不良在庫商品の再流通を要とする同社は、「荷物の引き取り、決済のスピードが特徴」と掲げ、企業向けの買い取り事業を展開。小口・大口の商品にも対応し、雑貨や衣料品のほか、家電や食品などほとんどの商品を取り扱っている。
     千賀社長は「商品により個々の強みを持った企業のネットワークを駆使しているので、大半の商品の買い取りを実現している」と説明。また、「顧客の了解を得て処分する場合、専門業者に依頼してコストを掛けて処分する事業者は少なくない。余分なコストを掛ける前にぜひ相談してほしい」と呼びかける。
     そもそも売る側としては、「その商品が、どこに流れるか分からない」や「情報を外に出したくない」「会社のイメージの問題」といった不安な要素があるが、千賀社長は「相談の上で販売ルートを定め、コンプライアンスを重視した経営を行っている」と強調し、「職務上で発生する情報を守る、守秘義務契約も交わしている」と、安心と信用を明確に打ち出した経営が強みと話す。
     査定には、商品の写真とサンプルを送付するだけで、無料で見積もりが可能。千賀社長は「食品などの消費期限がある場合、期限が逼迫した商品でも相談は可能。ただし、食品の場合、処分か商品になるかは時間が境目となる。できる限り早いほうが商品価値は出やすい」という。
     また、最近では厳しい経済情勢を背景に「倒産品や倒産前などで賃料が滞っている商品に頭を悩ますお客様が多い。当社では弁護士を通じ法律に基づいた専門的なアドバイスが行える。倒産品で留置権が生じている場合でも問い合わせいただければ相談に伺う」と提案する。
     千賀社長は「お客様が有効に保管スペースを活用していただくサポートに取り組んでいる。安心して相談していただきたい」と語る。
     問い合わせは、フリーダイヤル0120(315)748番。HPは、http://sengaya.com(山田克明記者)

     
     
     
     

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