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物流ニュース
ダイワコーポレーション 川崎市の大型物流施設の賃貸借契約を締結
2020年9月7日
ダイワコーポレーション(曽根和光社長、品川区)は8月25日、神奈川県川崎市川崎区夜光の「ESR川崎夜光ディストリビューションセンター」の賃貸借契約を8月1日に締結したことを発表。現在建設中の同センターは2021年4月末の竣工を予定し ている。
これまでの物流施設の多くは高速道路の出入り口に近い土地に建設することが多く、輸送の利便性が最重要視されていた。しかし、近年では輸送効率とともに雇用の確保が重要視されるようになり、公共交通機関を利用して通勤できる土地に倉庫を建設するケースが増加。同社は東京湾岸沿いに拠点を設けていたが、「雇用の確保」に着目し、昨年、神奈川県初の内陸部の拠点となる「ダイワコーポレーション横浜町田営業所」を開設した。徒歩圏内に3駅あり、沿線から広く従業員を募ることができるだけでなく、周辺の住宅街からパートやアルバイトなどの雇用を生み出している。
今回、同社が賃貸借契約を締結した同センターは、地上4階建てで延べ床面積は約2万3600坪の物流施設。最新スペックをそろえた大型の倉庫というだけではなく、「雇用の確保」と「輸送の利便性」という現在の物流には欠かせない2つの点に優れている。
同社では、「今後も大手ディベロッパーと協力し、お客様のニーズにお応えするべく、物流の清流化、効率化を追求した物流拠点の展開、物流サービスの向上を目指す」とコメントしている。
◎関連リンク→ 株式会社ダイワコーポレーション
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