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物流ニュース
首都圏の物流施設空室率は14.5% 一五不動産情報サービスまとめ
2009年5月14日
不動産調査会社の一五不動産情報サービス(東京都墨田区)はこのほど、2009年4月時点の物流施設の需給動向に関する調査結果をまとめた。
それによると、首都圏の空室率は14.5%で前期(同1月)から横ばい。3棟の新規物件が供給された(うち2棟が満室稼働)結果、需給バランスとしては安定的に推移した。募集賃料水準は1坪あたり4210円で、前期の同4410円から4.5%下落した。
一方、関西圏の空室率は12.0%で、前期から2.3ポイント悪化した。既存物件からのテナント流出と大型物件の竣工がその要因。
今後の見通しとしては、首都圏では超大型施設の竣工が続くため、空室率が16―19%まで悪化する可能性があるとしている。関西圏は、今後の供給物件が満室稼働となる可能性が高く、需給バランス悪化の懸念は小さいとしている。この記事へのコメント
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