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    「軽量トレーラシャシー」法令順守貢献なるか

    2009年5月21日

     
     
     

     5月4日号「トレーラ輸送から大型トラック化へ」の記事でも報じた「一部大手鉄鋼メーカーが、コンプライアンス順守から大型トレーラへの積載内容を20t以下にする計画」を受けて、大手車両メーカーでは軽量ボディーで積載効率の高いシャシーの販売を積極的に行っているようで、運送事業者から戸惑いの声も出ている。


     軽量シャシーは、積載量が現状のバラ積みシャシー28tに対して2t程度増加。車両価格は約900万円と高額だ。しかしトレーラからトラックに買い替えを行えば経費削減となるうえ、積載量が最大で14tになる。鋼材輸送の運賃価格では大阪─名古屋間で、トン2000円程度と採算が取れない。もし、軽量シャシーで22t積載すれば採算ベースもぎりぎりのライン。車両維持費の経費面では大型トラックが軽減できても、採算ベースで考えれば積載量を重視する事業者も多い。
     大阪市大正区の運送事業者は軽量シャシーについて、「軽量シャシーは価格が問題。2t程度増トンできても、経費面を考えれば大型トラックの利用価値が高くなる。しかし、大手鉄鋼メーカーが積載量の軽量化を本格的に実施していけば、積載量を考えればトレーラ、経費面を考えれば大型トラックと悩まされることになる」と話していた。
     軽量トレーラの必要性について同住之江区の鋼材輸送業者は「運賃単価が下がっていることから、積載効率を上昇させて数千円でも上積みできれば、年間なら今よりは利益も出る。もし荷主企業からの積載量の軽量化が進めば本格的に考えたい」としている。
     実際、コンプライアンスを来年春に進めようとしている大手鋼材メーカーの物流子会社は「正式に発表はできない」としながらも、「来春にはコンプライアンスを全面的に進めるため、積載量の問題だけでなく様々な形で法律厳守に努めていく」としている。(佐藤弘行記者)

     
     
     
     
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