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    バイク便のトランステック 「固定料金制」を導入

    2009年5月27日

     
     
     

     トランステック(後藤英一社長、東京都江東区)は、同社の配送サービスの1つであるバイクエクスプレスサービスの料金を20日から全面改訂する。
     バイク便の「速いが高い」というイメージを覆す分かりやすい料金体系で、「お客様の使いやすいサービスを提供し、トランステックのカラーを出していきたい」と高橋司会長は話している。


     新料金は、東京23区について固定料金になる。特に千代田、中央、港の3区は引き取りと届け先が3区内であれば1300円の均一料金とし、そのほかの区については区建て料金としている。どこの区からどこの区への配送かで料金が固定されているので、利用者は荷物の発着地点が何区かが分かれば、事前に料金が分かる。たとえば、文京区から千代田区は2200円、練馬区から江戸川区は7000円。
     いままでのバイク便業界の料金体系は、地図上の直線距離、実走距離、特定区の限定料金など各社でまちまちで、利用者には分かりにくかった。
     同社は利用者の利便性を実現するため、東京23区すべてを固定料金制にして、大手宅配業者と同じ料金体系を構築。得意とする当日配送のサービスの質は変えずに、「都内であれば宅配便に負けないサービスを提供したい」と高橋会長は話す。
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    高橋会長
     同社は96年設立で、バイク便や軽貨物事業、一般貨物運送事業、ハンドキャリー、フィリピン向け宅配サービス「バリックバヤンボックス」など多彩な事業を展開。高橋会長は「大きなものも小さなものも扱える物流事業を目指したい」という。(千葉由之記者)

     
     
     
     

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