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    【トレーラ横転事故を解明(2)】ツイストロックが「面倒」?

    2009年5月28日

     
     
     

     国際海上コンテナがシャシーから落下し、死傷者が出る事故が相次いだ。いずれもツイストロックが十分でなかったと指摘されている。「安全上の常識」と業界関係者が呼ぶロックはなぜ解除されていたのか。そこにはコンテナ特有の問題に対処する法制度の未整備が垣間見える。


     12日に大阪の阪神高速道路で起きた事故や13日の名古屋市の死亡事故では、コンテナのドライバーが「自動車運転過失死傷罪」の疑いで逮捕されている。コンテナの落下により人命を奪ったりケガを負わせたからだ。
     では、人に危害を加えなければどうなるのか。
     神戸市の有料道路「ハーバーハイウェイ」で3月に起きた落下事故では、ドライバーは道交法の「転落等防止阻止義務違反」の処分。いわゆる「青キップ」で運転免許証の反則扱いだけだった。兵庫県警東灘署管内では今年に入って3件のコンテナ落下事故があったが、人的な被害はなく同様の扱いだ。東灘署によると、3件ともロックは全くしていないか不十分だった。
     なぜ、ロックが徹底されないのか。ゲート待ちのコンテナドライバーに聞くと「面倒なんじゃないか」「中身が空の時はロックしない」という答えだった。また、「最近、ロックを徹底するよう会社から指示が強くなった」という。
     同署が4月下旬、管内で115台のトレーラにロック状況の路上検問をしたところ、不十分な車両が11台見つかった。「面倒」という回答が多かったという。
     ある運送会社の経営者は「カーブの曲がり方も分からない未熟なドライバーが増えてはいるが、ロックは安全上の基本」と話し、安全会議などで再度の徹底を図った。別の事業者は「物量が減り事故の可能性も減っているはずなのに、事故がクローズアップされると規制強化は避けられない」と話す。(西口訓生記者)

     
     
     
     
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