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    鉄・大型設備機械輸送 公共工事に期待寄せる

    2009年6月9日

     
     
     

     補正予算がようやく明確になり、行政関係者からも秋頃から公共工事が徐々に動き出し、景気好転が期待されている。しかし、鉄を多く使用する自動車製造業界では世界的に不調で明るくなる兆しは少ないようだ。


     日本でも鉄鋼生産の落ち込みが激しく、鋼材を専門に輸送する業者も危機にあるようだ。大阪府堺市で鋼材輸送を行う運送事業者は「大手鉄鋼メーカーの物流会社に専属傭車として配車しているが、昨年秋から急激に鉄の需要が落ち込み、毎月のように減少している。現在は2日に1回程度しか輸送依頼がなく、トレーラの売り上げも1か月で80万円程度と前年度と比較して半分の売り上げになっている。このため、現在は極力、空車を避けるために、鋼材トレーラでも輸送できる荷物で、1か月100万円の売り上げ確保を目指している」と語る。
     また、大型機械や特殊荷物を扱う重量物輸送業者でも、現在は急激な景気減速で車両を遊ばせる事態に急変しているようだ。大阪市住之江区で重量物を輸送する事業者でも「大手橋梁会社でも物流を統合する話もあり、いよいよ重量物など特殊荷物輸送にも景気の低迷の影響が出てきている。公共工事の早期開始が期待されているが、末端のわれわれ重量物輸送業者には明るい話題になる計画はなく、今後どうなるのか不安だ。車両が高額であることから、償却の問題も大きく経営に影響するだろう」と不安を隠せない。
     鋼材や重量物輸送は、公共性の高い荷物が多い。やはり鉄・設備機械の輸送が好調でない限り、日本経済に明るい期待を持つことは難しい。(佐藤弘行記者)

     
     
     
     
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