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物流ニュース
ハートケアライフ「心電図サービス」 心疾患を早期発見
2009年6月9日
トラックドライバーが運転中に心臓発作を起こして事故―。心臓疾患による突然死を防ぐには、日常的に心電図で測定して早期発見・早期治療が大切。そこで事務所などで簡単に心電図で測定して自動解析してくれるのが、ハートケアライフ(栃木県宇都宮市)が提供するハートケア心電図サービスだ。
同社は、「乗車前にドライバーなどが利用することで、ドライバーの健康と安全に役立ててほしい」と呼びかけている。
同サービスは遠隔測定システムを使って、いつでも、どこでも、心電図による測定が可能。測定は、小さな遠隔測定用心電計を手のひらで包み、30秒で測れる。この測定記録を携帯電話やインターネットで、心電図自動解析センターに送信するだけで、数分後にはEメールやファクスで結果が送られてくる。
遠隔測定用心電計
解析では「軽度の注意すべき所見があります。早い機会に専門医の診断を受けてください」など、心臓の異常を6段階で知らせ、ST上昇、QT延長など230種類の解析所見で心電波形の状況を知らせる。心筋梗塞など心臓疾患の兆候をとらえて、分析結果をすぐに知ることができる。
同社は、「突然死の72%が定期健康診断で『異常なし』。手軽に心電図を計れる『自動解析サービス』を、従業員の過労死対策や運転中の心臓・脳疾患対策などに利用してほしい」としている。
同サービスは遠隔測定用心電計は無料レンタルで、「自動解析サービス」の料金を定額で支払う企業定額レンタルプランで提供。たとえば、「定額レンタルプラン100」では、解析通信基本料は月1万500円で解析利用回数は100回まで。ドライバー20人の事業所なら月5回の心電図検査を実施できる。解析回数が超過した場合も1回100円。
問い合わせは、電話028(622)0731番、ハートケアライフまで。(千葉由之記者)この記事へのコメント
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