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物流ニュース
ヤマト運輸など6社 22年春ごろに燃料電池大型トラックの走行実証を開始
2020年11月10日
ヤマト運輸、西濃運輸、アサヒグループホールディングス、NEXT Logistics Japan(NLJ)、トヨタ自動車、日野自動車の6社は、燃料電池大型トラック(FC大型トラック)の走行実証を行うことで合意した。国内商用車全体のCO2排出量の約7割を占める大型トラック領域のCO2排出削減を目指すという。
FC大型トラックは、トヨタと日野が共同で開発し、アサヒグループ、NLJ、ヤマト運輸、西濃運輸、トヨタの5社が、2022年春ごろを目途に各社の物流業務で使用しながら、走行実証を開始する。
大型トラックは、十分な航続距離と積載量、短時間での燃料供給が求められ、その電動化ではエネルギー密度の高い水素を燃料とする燃料電池システムが有効と考えられている。
今回、開発するFCトラックは、高圧大容量の水素タンクを搭載。航続距離の目標は約600kmとし、環境性能と商用車としての実用性の高次元での両立を目指す。
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