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物流ニュース
ベルフェイス 新規荷主の獲得と新人教育をオンライン営業で
2020年11月17日
コロナ禍で、様々な場面で導入が一気に進んでいるオンラインシステムだが、トラック運送会社でも決して無縁ではなく、営業場面、特に新規営業においては不可欠となり始めている。今までは電話やメールで面会の約束を取り付けて訪問するといった営業スタイルも、コロナ禍を機に、営業相手の職場がリモート化して担当者に会えないという事も増えており、ましてや飛び込み営業では、まず会えない状況になっている。
「現状では大手や中堅規模の運送企業の営業の方からの問い合わせが多いのですが、荷主企業側のリモート化は今後も進む傾向にあるので、中小規模の運送会社の営業でもオンラインを取り入れねば、という問い合わせが増えている」と話すのは、ベルフェイス(中島一明社長、東京都渋谷区)の井浦雄太郎氏。ベルフェイスはオンライン営業システムを提供しており、様々な種類の中でも操作がとても簡単で、日頃からパソコン操作が苦手という人たちの不安を軽減するだけでなく、営業相手にもストレスをかけずにオンラインで営業ができると注目されている。
このシステムは、営業相手が、電話とインターネットツール(パソコンやタブレット、スマートフォン)が使えるところにいれば良いというもので、繋ぐ手順は、①営業担当者が客先に電話をかける②電話をつないだまま、営業相手にインターネットでベルフェイスを検索してもらう③ベルフェイスのホームページ画面の「接続」を押して表示された4桁の数字を営業担当者に伝えてもらう④営業担当者がその数字を入力するだけで接続開始、となる。音声は電話をそのまま使うので、音のクリア性は確保される。
井浦氏は「オンラインツールには会議に適したものと、基本的に1対1(場所)の営業に適したものがあるが、ベルフェイスは後者の営業用としてお勧めできるツール」とし、「このコロナ禍で、飛び込み営業も含め、直接会いに行く営業行為が難しくなっている。しかし電話の声だけで物流作業や効率化のシステムを説明はしにくく、相手の顔を見ながら、資料を提示しながら、という従来の〝会う〟というお互いの人間味に触れながらの密な交渉ができる利点がある。話が具体的になってきたら、スマホ等で荷姿を映してもらいながら話せば、見積もりの間違いも防げる」という。提示する資料は営業担当者のパソコン内にあるものと、事前にベルフェイスのクラウド上に格納しておいたものの両方を画面に映し出して説明ができる。
また画面に映し出された資料には、提案側と客先の両者側から画面上の資料にマーカーを引くことも可能だ。井浦氏は「移動時間が不要なので交通費も、遠方なら宿泊費もかからない。時間や出張費を踏まえた費用対効果をそれほど気にしなくて済むので、距離に構わず営業活動が可能になる」とも。
初期導入費は20万円で、運営費は1IDあたり1か月9000円、最小契約は5IDなので、初年度は総額74万円からとなるが、翌年ID数を増やさなければ、年間で運営費だけの54万円となる。この運営費には操作の相談だけでなく、営業の本番に向けてのロールプレイング(練習)にもベルフェイスの専任担当者が付いて画面操作などの操作指導をしてくれるサービスがあるほか、オンラインならではの、好印象を作り出すカメラ角度や話し方、手振り身振りなど初歩的なことも含め、無料のセミナーを様々用意している。導入前でも視聴できる無料セミナーを毎日開催しているので、「機械操作はちょっと苦手」という方々もアフターコロナを見据えて一度、視聴してみてはいかがだろうか。
◎関連リンク→ ベルフェイス株式会社
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