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    こまめな動きと継続を 狙うは本業の周辺

    2009年7月9日

     
     
     

    【兵庫】本業の売り上げが急降下し、昨年並みに物流需要が戻らないことから、多くの事業者に「本業以外で何か」といった焦りが見られる。しかし、これまでやってきたことから違う何かと言われても、知らないことは思いつかない、という意味でも不可能だ。県東部の中小事業者は、「狙うべきは本業の周辺。ここにまだうまみが隠れているのでは」と話している。


     同社は数年前から運送、保管をはじめとした物流をメーカーから任されるとともに、その商品の販売代理店も兼ねてきた。運ぶだけではダメといった、いまでは誰もが口にするようになった言葉をずっと体現してきた。
     物流体制はもちろん、販売分野でも「現状のままでいいか」を荷主に助言し、解決策の提案も怠らない。そこから垣間見えるのは、提案を受け入れる側にある荷主の度量の問題だ。同社社長は、「マンネリで作っているメーカーのものを運んでいたら、物流もマンネリになるはず。改善提案を受け入れる耳を持たない荷主もある」と話し、荷主を選ぶ姿勢が必要との認識を持つ。
     同社は、今のような不況期でも新規取引を拡大。社長は「マメに動くことと継続することがカギではないか。継続は、ウチのような中小では一番苦手とするところなんだが…」と話す。(西口訓生記者)

     
     
     
     

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