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物流ニュース
荷主の倒産で売り上げ至上主義へ 今生きる「失敗から得た教訓」
2020年11月26日
「売り上げ至上主義で、どんどんトラックを増やしていたところで、荷主の倒産という非常事態に遭遇した」と、過去を振り返る千葉県の運送事業者。
失った売上を取り戻すため、安い仕事に飛びついた。仕事を取るためには採算を度外視するしかなく、自然とドライバーの労働時間は長くなっていった。
しかし、赤字は続き、資金繰りは悪化していくばかり。
その後、売り上げ至上主義を捨て、利益重視の考え方に変えたことで、経営は改善され、徐々に資金繰りも良くなっていったという。
「売り上げは確かに必要だが、やみくもに数字だけを追うと、とんでもないことになる」と自戒を込めて話す同社長は、コロナ禍で物量減に直面する中でも、資金繰りは悪化しておらず、安定経営を行えているという。
「あの時の失敗があったからこそ、いまがあるのかなあ」と話す同社長。
失敗から得たものは、同社長にとって、非常に大きな教訓となったといえる。
この記事へのコメント
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早めに気付けて良かったね
車両直接利益で採算割るような仕事したらダメですね。
売上100万円経費100万円利益ないですとかボランティア価格してる会社が多いから荷主さんに足元みられると思います。
ある程度は稼げないとやってる意味ないよな〜どんな仕事もそうだがw