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物流ニュース
危機感ない管理職 待ちの営業では生き残れない
2021年1月12日
大阪府で地場輸送をメーンに営業展開をする運送事業者では、管理職の危機感のなさに頭を抱えている。
コロナ以前から主要取引先の荷物量が年々減ってきているという同社。管理職に営業をするように伝えても結果が出ず、今後の先行きが不安で仕方がない同社社長。
「数年前から外に出るように言っているがなかなか動いてくれない。コロナの影響で、さらに荷物量が減っているだけでなく、大手企業と取引はしているが、統廃合を繰り返しており、今後どうなるかわからない」と嘆く。
また、同社は大手企業の売り上げの割合が80%を超えていることもあり、万一のことがあれば共倒れになると危機感を募らせている。
同社社長は「コロナ禍で仕事がないのはわからないこともないが、営業をしているようには感じられない。今後、物量が増えるからという取引先の話を鵜吞みにして、待ちの営業では今後生き残っていけない」と危機感を持っている。
数年後を見据えて自前の倉庫を賃貸にするなどの考えも持っている同社長は、「結果が出ないのであれば、倉庫なども賃貸にして廃業も検討しないといけない。そうならないためにも新しい仕事を取ってきてもらえるように管理職には頑張ってほしい」と本音を語る。
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