-
物流ニュース
愛東運輸 社員教育に注力、人間力向上をテーマに
2021年1月7日
愛東運輸(村山記生社長、愛知県刈谷市)では、安全・環境に対する貢献はもとより「社員の人間力向上」をテーマに、様々な社員教育の取り組みを行っている。
社内のミーティングで行うという「木鶏会」では、あらかじめ全社員に人間学を学ぶ月刊誌「致知」を配布。その感想文を持ち寄り、美点凝視のルールを厳守しながら意見交流を行っている。他人の意見を否定せず、それぞれの良い点を見つめることで、良好な人間関係の構築のほか、自分の言葉で表現する力がつくなどの好影響が見られた社員もいる。
また、昨年8月から社内全体でスタートした「全員経営」では、会社の経営に関わる数字をそれぞれの部門ごとに開示し、グループ採算制として各々が運賃・採算などに関する数字に意識を持って管理する体制を構築。実施にあたっては、昨年からコンサルタントの森田直行氏(NTMC、東京都港区)のもと、幹部で都度勉強会を開き、準備を整えた。
村山社長は、この体制の目的が数字を出すことよりも「数字を見て分析する・改善する」に重点を置いた施策であることに言及、この取り組みからは会社・従業員の成長はもちろん、「ドライバーを含め全てのスタッフの未来やキャリアアップの選択肢を広げる」と今後の展望を語った。スタートからまだ日は浅いが、スタッフたちの「自分たちで会社をよくしよう」という意識が日々高まっているという。
◎関連リンク→ 愛東運輸株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ