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物流ニュース
事業承継のためにも「まずはGマーク」
2020年12月15日
近畿地方の運送事業者は、業務管理の一定の目安と位置づける「Gマーク」取得の自身の経験を元に、経営コンサルタントとしての事業展開を見据える。
「事業承継、みんなどうしてる」。開口一番、事業者はそう口にした。子息に代替わり、他社との統合などの選択肢のなかに「血のつながりのない社員への承継も積極的に検討すべき」と話す。
事業者によると、承継のための大きな課題は、金の管理と業務の管理に大別される。金の管理は後に回すとして業務管理は、「社長が不在でも、トラブル時も含めて仕事が回る」状態にしたい。
業務管理について事業者は、「社長の経験と勘を数値指標に置き換え、可視化すれば、社員の中の適任者に承継してもらうことは可能」と話す。
自身でも業務から生じる経営課題を可視化してきた。
同事業者は、「まずはGマークを取得しましょうよと、付き合いのある同業者には話している」という。
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