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    地方や都市による違い…輸送需要の高まり、「関東向け」は多し

    2009年8月4日

     
     
     

     大阪市や名古屋市を含む大都市圏では現在、不況による厳しい経営が強いられている。しかし、こんな不況でも都市や地方によっては、意外と物量が動くこともあるようだ。


     大阪地域では現在、鋼材輸送の動きは鈍いと言われているが、関東地域の物流事業者と取引がある大阪の運送事業者は、「関東向けの鋼材(橋などの補修工事用)で、単価は安いものの輸送需要は多い」と話す。地元関西での輸送需要は他社と同様に減少したままだが、関東向けなどの鋼材輸送の物件の多さから、関西の景気動向がいかに厳しいか分かると語っていた。
     このため、長距離、近距離輸送の仕事にこだわらなければ関東向けの輸送は意外に多く存在する。燃料費高騰で長距離輸送を控えていた運送会社が現在も長距離運行を行わないことから、関東向け輸送は需要があると思われる。しかし、関東から関西向けの輸送はやはり少ないことから、関東向け物流を持つ運送・物流会社との取引の多さで、現在の不況でも、同じ鋼材輸送でも忙しく車両を動かす事業者も存在していると話す。
     一方、中古トラックなどの販売・買い取りを行う事業者でも、九州方面へのトレーラヘッド・シャシー販売の需要が多いと話す。理由について同業者は「現在、鹿児島などの地区では焼酎の原料芋の輸送が急ピッチで行われている。このため、大阪や首都圏で買い取ったトレーラを九州方面に販売しているが、九州のトレーラ事業者は1日にトレーラだけでも15台程度運行させており、1社で15台でも他の数社でもトレーラを約10台運行させているので、かなりの需要だ。同社ではトレーラなどを買い取った場合、九州方面に販売することが多くなっている。大阪はトレーラも年式の新しい車両が買い取りを求められるほど、景気は最悪な状況ではあるが、地域によっては、大阪などと同じ状況ではないところも多いようだ」と話していた。
     地方や都市圏によって景気の度合は異なるようで、大阪や関東だけでなく地方に目を向ける必要もあるかもしれない。(佐藤弘行記者)

     
     
     
     
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