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物流ニュース
手荷物積み付けロボ開発 ANAと豊田自動織機が実証実験
2020年12月5日
全日本空輸(ANA)と豊田自動織機は12月14日から18日の間、ANAが九州佐賀国際空港の貨物上屋に設置したオペレーション実験場、および上屋前の制限区域内専用エリアにて、ANAグループが目指す「Simple&Smart」な空港地上支援業務の将来モデルの実証実験を行う。
両社が新たに共同開発した手荷物積み付けロボットによるコンテナへの自動積み付けと、実用化に向けて継続的に取り組んできた自動運転トーイングトラクターによる無人搬送の接続を通じて、お客の手荷物を航空機に搭載する一連の工程の自動化に取り組む。
共同開発したロボットは、新開発のロボットハンドと独自の積み付けロジックを採用し、これまで手荷物ハンドリング工程の中でも最大の課題であったコンテナへの自動積み付けを可能にした、国内初の航空機向けコンテナ用手荷物積み付けロボット。今回の実証実験を通じて、手荷物積み付けロボットと特定条件下での無人搬送を接続させた際、安全性ならびにオペレーター視点での使いやすさ、作業効率向上による省力効果等を検証し、将来の本格導入に向けた課題の整理ならびに今後の具体的な開発・業務設計につなげていくとしている。
◎関連リンク→ 株式会社豊田自動織機
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